「対話的アプローチ」研究会
1. 背 景
1980〜90年代にかけ欧米では、Appreciative
Inquiry(以下AI), Open Space, Future Search, The Circle, World Café, Simu-Real等、多様なグループ対話の方法論(Group Intervention Methodology)が輩出しました。
いずれも自由で生成的な対話を生み出すための方法論で、英国の職業心理学者Sarah Lewisはこれらを、問題解決型アプローチと対比させ、「変化への対話的アプローチ」と呼びました。
しかし、日本では、World Café を除きほとんど普及していないし、対話が活発化しているようにも感じられません。
多様性・複雑性と予測不可能性を増す今日の状況のもとで対話の必要性はますます高まっているにも拘わらず、です。
こうした閉塞感漂う状況のもとで、私たちは今、何をしなければならないのでしょうか?
この研究会はこうした問題意識からスタートします。
2. 目 的
「対話」を人間生活の基礎と認識し、活き活きとした生成的な対話の活発化に取り組む。 もって、人の関係性づくり、キャリア形成、そして豊かで有意義な人生の実現に貢献することを本研究会の最大の目的とします。
3. 活動内容
(1)英国の職業心理学者であるSarah LewisやJonathan Passmoreらによる最新著書 ”Appreciative Inquiry for change management” 2008, を通読します。
(2)「変化への対話的アプローチ」についての哲学・考え方、方法論、および実践について学びます。
(3)毎回担当を決め、選定したテーマについて参加メンバー全員で討議します。 また、ワークショップや演習を通じて体験していきます。
4. 開催時期と方法
定例会: 10月2日(水)19:00〜21:00 を初回とし、以降毎月第1水曜日に開催。
主催者: 干場 進 (マルタスグローバルパートナーズ株式会社代表取締役)
場 所: 中央区の区民館を予定しています。
資 格: 参加資格は特にありません。英語力のある方は歓迎します。
参加費: 毎回1000円
その他: 原書購入費等の実費は個人負担となります。
以上
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